話し方は話し始めが一番大事
「芸能人は歯が命ならぬ、話し方は始まりが一番大事です」というお話です。
話し始めた瞬間に、
聞く人に「自分に関係のある話かどうか」を植え付けて聞いてもらう構えをとるのです。
話すのが下手な人は自分の思いをひたすら話します。
これはスピーチだけでなくDMなど書き言葉にも当てはまります。
(話すのが下手な人の例)
「海野さんこんにちは、私埼玉で子育てアドバイザーをしている〇〇と申します。
私がこの活動を始めたのは11年前子供を産んでからで~今このようなコミュニティを作り、子育て中の皆さんに寄り添うつもりです。
つきましては海野さんも参加していただけませんか?」
最初に、自分の話を延々としてしまうと
聞いている人(メールを読まされる人とも言えます)は
「この話私に関係あるのかな?」と疑問に思い、話を聞けなくなります。
実際に私に届いたDMでは10行以上に渡り送り主の人生が綴られており、
何の話だろうと思いました。
最後にコミュニティのお誘いがあったんですね。
話すのが上手い人はすぐに相手に自分ごと化させる
(話すのが上手い人の例)
「余裕がなくて我が子が可愛いと思えない、私って変かな?」
こんな風に思うことはありませんか?
これは子育て中ならほぼ全てのお母さんが体験する気持ちのなので共感できます。
“ご安心ください。私は育児のストレスを軽減するために子育ての悩みを相談できるコミュニティを立ち上げました。
ぜひご利用ください。”
これだと、「私のことだ!」と思ったら続きを聞こう(あるいは読もう)と思えますね。
練習問題をしてみましょう
あなたが市政を盛り上げたいと考えているとします。
2025年4月に市長選が磐田市であります。
回答例
まとめ
話すのが上手な人は、冒頭で聞いている人に「自分ごと化」させようとします。
聞く人のことを考えずに延々と「自分の話を聞いて」では誰もあなたの話を聞きません。
気をつけましょう。