節分は、意外と「話し方」の緊張や不安をなくすのに役立つというお話です。
鬼は外、福は内でメンタルコントロール
節分から話し方スキルアップしよう
「鬼は外、福は内」と叫びながら豆まきをする
節分が近づいてまいりましたね。
今日は、そんな節分の風習が
意外と緊張のメンタルコントロールに役立つというお話です。
①鬼はそと福はうち という言葉の使い方
願望、なってほしい状態をシンプルな言葉で発する
思いというのは、胸の内に温めておくよりも
外に出した方が脳にも記憶されやすいです。
そうありたい状態を音声にすることで
耳でも認識できて、口を動かすこともする
話す前に頭に浮かべるのでより自分の潜在意識に刻まれやすいです。
②豆を投げる時に手がパーになる
緊張を緩和する非常にかんたんな方法が
グーパー運動です。
緊張とはメンタルから始まり、声帯周りの筋肉が硬直し、
肩首周りも硬くなり姿勢が猫背前傾になりやすくなります。
そのせいで声がかすれて震えたり、小さくなってしまうのです。
その自分の不安な状態の声を聞き、さらに緊張が加速する…悲しすぎますね。
手先をぐっと握りしめて、パッとひらく脱力の状態を繰り返すと
心配や不安も緩みますので
おすすめです。
人間は末端からの方が体をコントロールしやすいです。
例えば「足の付け根の骨を回して足を天井に向かって高く上げる」
と言った動作をできる人は非常に少ないと思います。
ですが、「拳をギューと握りしめた後パッと放してください」なら
ほとんどの人ができますよね。
簡単な指令をクリアして、
徐々に体の硬直を解くというのは大切なことです。
③自分は効力感のある人間だとイメージできる
鬼というのは想像上の生き物ですが、人間より大きく牙もあり強そうですよね。
そう言ったものを小さな小さな豆をもって追い払える、というのは
ヒーロー気分が味わえます。
五感を使ってしたイメージは現実になりやすいです。
サッカー日本代表の岡田監督が招聘していたメンタルコーチは、
選たち手に、5感を使ったメンタルトレーニングを、特に時間をかけてしていたそうです。
「ゴールが決まった時の芝の感触は?」
「観客の声援は?」「身体にへばりつく汗の感触は?」などですね。
大舞台というのはなかなか想像がしづらいですが、私たちも、鬼を退治するイメージなら
体を使って笑いながらできますね。
ぜひ、豆まきをしながら自分の中にある不安や緊張を外に追い出し、
自信や成功といったイメージを自分の内側に取り込んでくださいね。
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