ハキハキ話すには…抑揚が必要
抑揚3つのコツ
コミュニケーションにおいて、話すときの抑揚は非常に重要な要素です。
話し方が単調で棒読みになってしまうと、
相手に伝えたいメッセージがうまく伝わらず、
興味を失わせてしまうことがあります。
ここでは、棒読みを治すための
「抑揚」の付け方について、
具体的な方法を3つご紹介します。
1. 話す速度
話す速度を変えることは、抑揚をつけるための基本的なテクニックです。
速さを調整することで、重要なポイントを強調したり、
感情を表現したりすることができます。
「それではこれから定例ミーティングを始めます。
この1週間を振り返り個々にチャレンジしたこと、
達成できなかったことを報告してください。」(66文字)
話す速度が与える効果
感情の高まりや興奮を表現したいときには、少し速めに話すと効果的です。
例えば、プレゼンテーションで新しいプロジェクトの成功を
報告する際には、テンポを上げて話すことで、
聴衆の興味を引くことができます。
YOUTUBEやインスタのトークリールも
早口の方が多いですよね。
重要なメッセージや感情を伝えたいときには、
ゆっくりと話すことが大切です。
例えば、感謝の気持ちを伝えるときや、
悲しいニュースを伝えるときには、
言葉を丁寧に選びながら、ゆっくりとしたペースで話すことで、
相手にその感情が伝わりやすくなります。
2. 間をとる
間をとることも、抑揚をつけるための重要なテクニックです。
適切な間を取ることで、聴衆に考える時間を与えたり、
感情を強調したりすることができます。
重要なメッセージを伝える前に一呼吸置くことで、
聴衆の注意を引きつけることができます。
また、メッセージの後に間を取ることで、
その内容を噛みしめる時間を与えることができます。
間があなたの感情や伝えたいことをより丁寧に伝えてくれます。
感情的な場面では、間を取ることで
その感情を強調することができます。
例えば、感謝の言葉を述べる際に、
言葉のない、間があることで、
その気持ちがより深く伝わります。
3. 音の高低
音の高さを変えることも、抑揚をつけるための効果的な方法です。
声のトーンを変えることで、感情や意図をより明確に伝えることができます。
例えば、嬉しい出来事を親しい人に伝えるときには、
自然と声が高くなることが多いですよね。
「この冬こたつを買ったら、あたたかくて
もう出られなくなりました!」
落ち着いたトーンや真剣な話をする際には、
声を低くすることで、信頼感や重みを持たせることができます。
ビジネスシーンでは特に、重要な決定や報告を行う際には
低いトーンが効果的です。
高低差がないと
自分の感情が誤解されて伝わることも
今日ご紹介したテクニックを意識的に取り入れることで、
魅力的で伝わりやすい話し方ができるようになります。
ただし、抑揚をつけようとしすぎて
かえって不自然な話し方になるのは避けたいですね。
自分が抑揚をつけられているのか心配な方は、
ぜひ体験レッスンにお越しください。
抑揚のつけかた まとめ
ロボットみたいな棒読みを改善するためには、
速度を変える、間をとる、音の高い・低いを変えるという
3つのテクニックが効果的です。
話し方が明るくなると、コミュニケーションの質も向上し、
相手との信頼関係も深まります。
ぜひ、実践してみてください!
実際に抑揚ってどんなものかわからない方はこちら
この動画を見て練習すれば、もう「聞き取りにくい」なんて言われないはずです。
特にラスト3分は大事な話をしていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。