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ロボットみたいな話し方を直したい!「抑揚のある話し方」ってどうするの?

2025/01/06
明るくて、あの人が話し始めるとみんなが思わず惹きつけられるそんな話し方をしている方、あなたの周りにいませんか?
魅力的な話し方をする人は「抑揚」があります。
 

ハキハキ話すには…抑揚が必要

抑揚3つのコツ

コミュニケーションにおいて、話すときの抑揚は非常に重要な要素です。

話し方が単調で棒読みになってしまうと、

相手に伝えたいメッセージがうまく伝わらず、

興味を失わせてしまうことがあります。


ここでは、棒読みを治すための

「抑揚」の付け方について、

具体的な方法を3つご紹介します。




1. 話す速度


話す速度を変えることは、抑揚をつけるための基本的なテクニックです。

速さを調整することで、重要なポイントを強調したり、

感情を表現したりすることができます。


「それではこれから定例ミーティングを始めます。

この1週間を振り返り個々にチャレンジしたこと、

達成できなかったことを報告してください。」(66文字)


この言葉を、最初は
自分が家族や友達に話す時の速度で話してみましょう。
何秒でしたか?

私は10秒でした。
この速度があなたのナチュラルなスピードです。
では次は時計を見て15秒かけて
話してみましょう。

これが、「ゆっくり」の速度です。
最後は同じ文章を8秒で読み切るようにしみましょう。

この速度が「速い」状態です。

大半の方は、自分の声が
早口な状態と
ゆっくりな状態の秒数が
わかっていません。

このくらいの文字数を何秒で
話せば速い、遅いということを
感覚でなく数字で確認しておくことは
大切です。


話す速度が与える効果

感情の高まりや興奮を表現したいときには、少し速めに話すと効果的です。

例えば、プレゼンテーションで新しいプロジェクトの成功を

報告する際には、テンポを上げて話すことで、

聴衆の興味を引くことができます。


YOUTUBEやインスタのトークリールも

早口の方が多いですよね。


重要なメッセージや感情を伝えたいときには、

ゆっくりと話すことが大切です。

例えば、感謝の気持ちを伝えるときや、

悲しいニュースを伝えるときには、

言葉を丁寧に選びながら、ゆっくりとしたペースで話すことで、

相手にその感情が伝わりやすくなります。



2. 間をとる


間をとることも、抑揚をつけるための重要なテクニックです。

適切な間を取ることで、聴衆に考える時間を与えたり、

感情を強調したりすることができます。


重要なメッセージを伝える前に一呼吸置くことで、

聴衆の注意を引きつけることができます。

また、メッセージの後に間を取ることで、

その内容を噛みしめる時間を与えることができます。


間があなたの感情や伝えたいことをより丁寧に伝えてくれます。


感情的な場面では、間を取ることで

その感情を強調することができます。



例えば、感謝の言葉を述べる際に、

声を詰まらせてしまう…
「結婚式の花嫁からの手紙」でよく見る光景ですが、

言葉のない、間があることで、

その気持ちがより深く伝わります。



3. 音の高低


音の高さを変えることも、抑揚をつけるための効果的な方法です。

声のトーンを変えることで、感情や意図をより明確に伝えることができます。


例えば、嬉しい出来事を親しい人に伝えるときには、

自然と声が高くなることが多いですよね。


「この冬こたつを買ったら、あたたかくて

もう出られなくなりました!」

という言葉の裏には、
「こたつ最高!素晴らしい!」という
気持ちが隠れています。

だとすると、声で表現する時には
高く弾むような声になるんですね。


落ち着いたトーンや真剣な話をする際には、

声を低くすることで、信頼感や重みを持たせることができます。


ビジネスシーンでは特に、重要な決定や報告を行う際には

低いトーンが効果的です。



高低差がないと

自分の感情が誤解されて伝わることも

あるので要注意です。


今日ご紹介したテクニックを意識的に取り入れることで、

魅力的で伝わりやすい話し方ができるようになります。




ただし、抑揚をつけようとしすぎて

かえって不自然な話し方になるのは避けたいですね。



自分が抑揚をつけられているのか心配な方は、

ぜひ体験レッスンにお越しください。



抑揚のつけかた まとめ


ロボットみたいな棒読みを改善するためには、

速度を変える、間をとる、音の高い・低いを変えるという

3つのテクニックが効果的です。


これらは最初は1つずつ意識して、
できるようになったら、
3つ全てを組み合わせてやるように
すると良いでしょう。

それらのいいトレーニンになるのが
朗読です。

あらかじめ決まったスクリプトを
何度も読むことで、
「小さな間を取り、半音あげる」
「速度を早めて間を取り、文末にいくにつれ
音を下げる」と言ったことが
自動処理できるようになります。

よむよむコースで抑揚マスターになってくださいね。


話し方が明るくなると、コミュニケーションの質も向上し、

相手との信頼関係も深まります。

ぜひ、実践してみてください!



実際に抑揚ってどんなものかわからない方はこちら


この動画を見て練習すれば、もう「聞き取りにくい」なんて言われないはずです。

特にラスト3分は大事な話をしていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。