“結果より過程を褒める”は正解?
近年、心理学において自己肯定感を育てる関わりとして 「結果よりも過程を褒める」がオーソドックスになっています。
たとえば
×「テスト満点ですごいね」
○「毎日コツコツ勉強を続けたのが素晴らしいね」
確かにこれは、とても大切な視点です。
でも実は、全員に当てはまるわけではありません。
わが家の息子は超・負けず嫌い。些細なゲームでも負けると大泣きしてしまいます。
持久走大会や縄跳び大会の時も、ひそかに帰宅後や休みの日に練習を重ねていました。
そのとき私は「すごいね!頑張ったね」
あ、いけない。努力を誉めなければ‥・
「賞状を取ったからじゃないよ。頑張ったことが偉いんだよ」 と言ったら、こう返されました。
「そんなこと言われても、僕ちっともうれしくない。 頑張ったから賞状とれてすごいねって言われたい。」
「おめでとう!本当に強かった、さすが!」
と真正面から言うほうが、エネルギーになる。
タイプによってどんな褒め言葉が響くかちがう
タイプ別・響く褒め言葉4タイプ
① 結果達成タイプ(勝ちたい・認められたい)
特徴 ・負けず嫌い ・順位や数字にモチベーションが上がる ・成果が出るとエネルギー爆上がり
響く言葉
「1位すごいね!本当にやり切ったね」
「満点は実力の証明だね」
「努力が結果につながったね」
ポイント 結果を正面から認める。 そのうえで努力との因果をつなげる。
② 努力積み上げタイプ(プロセス重視)
特徴 ・コツコツ型 ・自分の成長に喜びを感じる ・他人との比較はあまり気にしない
響く言葉
「毎日続けたことが本当にすごい」
「昨日よりできるようになってるね」
「あきらめなかったのが素敵」
ポイント 継続・工夫・姿勢にスポットライトをあてる。
③ 承認安心タイプ(存在を認めてほしい)
特徴 ・評価よりも関係性重視 ・失敗に敏感 ・「見ててくれた」がうれしい
響く言葉
「頑張ってる姿、ちゃんと見てたよ」
「挑戦したことがうれしい」
「あなたらしいね」
ポイント 成果より“あなた自身”を認める。
④ 成長探求タイプ(向上心・改善型)
特徴 ・分析好き ・もっと上を目指したい ・改善点を知りたい
響く言葉
「ここが特に伸びたね」
「この工夫が効いたね」
「次はどこ伸ばす?」
ポイント 具体性+次の挑戦を示す。
褒め方の正解は「相手基準」です。
この子は、何に喜びを感じるタイプ?と
自己肯定感を育てる方法は一つではありません。
相手に響く言葉を選べる人が、 本当のコミュニケーション上手。
「正しい言葉を選ぶこと」ではなく 「相手に届く言葉を選ぶ」褒め方を意識していきたいと思いました。
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