言語化が苦手な人の習慣
2026/02/24
思いは胸にあるのにうまく言葉にできない人へ
言葉がでないのは習慣のせい
スマホの見過ぎは非常に危険です。
以前生徒さんが、話し方レッスンの最中「あれ、何だっけな…。こういうのです。」 と
スマホのカメラロールを見せようとしました。
ストーップ。
言葉が出ない時にすぐに写真やネット検索で乗り切ろうとするのは
やめましょう。
自分のことばに重石をつけて記憶の海の底に沈めてしまうようなもの。
スマホは刺激的な情報が溢れています。
飽きさせないような工夫もたくさんあります。
でもスマホを眺めている間自分の身体は動いていません。
目と指先と脳だけが稼働しています。
感覚は五感で吸収するもの。
ぜひ自然の中でさまざまな音を聞いたり、香りを楽しんでください。
言葉が出る順番
言語は感覚 → 感情 → 比喩・言葉 のルートを通って習得されますが、 身体感覚が強いほど「感情」が立ち上がりやすいのです。
私が小学生の頃国語の授業で「赤い実はじけた」という物語を勉強しました。
漫画キャンディキャンディの作者さんが書いた初恋の物語。
同じクラスの哲夫が実家の魚屋の手伝いをしている時に
主人公の赤い実がパチンとはじけて不思議な感覚を味わいます。
これがまさに感覚 → 感情 → 比喩・言葉 のルートを通っている様子です。
最初は「異性を好き」という概念も言葉も分かりません。
赤い実がはじけたと言う比喩を使ってもしかしてこれって「好き」と言う感情…?と
意識し始めます。甘酸っぱいですね。
この時に「現在脈拍急上昇」「血圧の値に異常あり」と
医者のように分析する子どもは、まずいないでしょう。
感覚は他者とのコミュニケーションから生まれる
言葉の元になる感覚や感情は自分一人でスマホを眺めていては生まれません。
他者とのやり取りの中で快や不快、はがゆさ、もどかしさ、悔しさなど
さまざまな感情を味わいます。
やがてその感情や感覚が自分にとって大切なものなら
言葉にしたいと思い始めるのです。



